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姿勢性(慢性 筋・筋膜性)腰痛


 姿勢性腰痛とは筋や筋膜*に物理的ストレスがかかることによって起きる筋・筋膜性腰痛のなかでも、長時間同姿勢での作業や不良姿勢によって起こる慢性の経過をたどるものの事で、急性筋・筋膜性腰痛に比べて痛みは強くないものの長期間重だるい鈍痛に悩まされます。

 また、物理的な負荷の増加は局所の筋緊張を招くため、他の急性症状を起こす腰痛の原因となります。

 痛む場所は姿勢によって負荷の大きくなる腰の上・中部下図 が多く、背骨の弧を描いている頂点になるところに現れやすい。

 背骨上には圧痛(押さえると痛むこと)はなく、背骨の両側の筋肉は硬く盛り上がり圧痛を感じる部分 (トリガーポイント) が存在します。

 痛みの対症療法的な解消には筋のマッサージやトリガーポイント療法、鍼灸などが挙げられますが、根本的な解消には姿勢の改善運動療法が不可欠です。

*筋膜 :個々の筋または筋群を包んでいる膜状の結合組織で、筋どうしのすべりを良くし、滑らかに動くようにする役目を持つ。


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